タケオ（キャラクター紹介）

タケオ

中性的な見た目をしたマイコニド族の男の子ですが、実は女性の心を持っています。
彼らの種族は皆キノコのような姿をしており体長は個体にもよりますが、最大でも30センチほどの小さな種族です。

「タケオ」は夜にしか姿を現さない「光苔のネオン街」という街へある人物達に憧れて働きにやって来たのですが、来て間もない頃に街の特殊なルールをうっかり破ってしまい、魂と肉体が分離して街から外に出られなくなってしまいました。

最初の頃はどちらもタケオと呼ばれていましたが、性格と見た目の違いから街の住人や常連客の間で
区別がしやすいように魂の方は「タケオちゃん」肉体の方は「タケオくん」と呼び分けされるようになります。

最初は元に戻る方法を一緒に模索していた2人でしたが、ある日魂のタケオから肉体のタケオの記憶が少しずつ無くなっていることに気がつきます。
魂が肉体のタケオを忘れるうちに街の住人達からも肉体のタケオは認知されづらくなっていきます。
そしてタケオの肉体も自分の本当の姿がどんどん分からなくなっていき、ついには怪物のような姿になってしまうのでした。