クルム（キャラクター紹介）

クルム

お調子者の猫と、頑固者のノームはある一件で安曇野の女王の怒りに触れて魔法で奇妙な生き物に姿を変えられてしまいます。
その生き物の名前は「クルム」身長12センチ、とんがり帽子にフカフカの大きなリスのような尻尾。
そしてノームを思わせるような髭が特徴です。

クルムになる前、お調子者の猫は「クル」と言う名前で、お兄さん猫のポジとお姉さん猫のチョビと一緒に人間の家族のもとで暮らしていました。

それから、頑固者のノームはなんと名前まで「ノーム」です。

なんでもノーム族には固有の名前がないらしいのです。
彼は安曇野の森の中にある小さなアトリエで暮らしていて、物作りの腕ならノーム族の中でも1番だと評判です。

お兄さん猫のポジとノームの長であるノーム婆の必死の懇願でクルムは安曇野の女王に元に戻るチャンスを与えられます。
それは安曇野の森の住人達が気味悪がって近づかない「藪知らずの森」と言う場所で3つの宝を探し出し、明後日のお茶会までに持ってくるというものでした。

女王にかけられた魔法を解くために藪知らずの森に宝を探しに行くクルムが出会うのは飛べないキジの「ドンケ」に自分の性に悩むマイコニド族の「タケオ」そして安曇野の女王の小さなひとり娘「カウリ」クルムはそれぞれが抱える悩みや問題と向き合っていきますが、どれも一筋縄ではいきません。